特定技能ビザの外国人材 面接チェックリスト


介護や外食業、製造業など幅広い業種で外国人材の採用が進んでいますが、どの企業様も共通して抱えている課題は「長期雇用をどう実現するか」です。
せっかく採用した人材がすぐに退職・転職してしまえば、採用にかけたコストも教育にかけた時間も無駄になってしまいます。

そこで本記事では、特定技能ビザの外国人材を面接する際に、必ず確認しておきたい項目を整理しました。

記事の最後に、面接時に確認すべき項目のチェックリストをご用意をしましたので、長期雇用につなげるために、ぜひ参考にしてみてください。

外国人材の面接で必ず確認すべきポイント

外国人材の長期雇用を実現するために、特定技能ビザの面接で必ず確認すべきポイント


1. 履歴書を見る際のチェックポイント

  • 学歴(特に大卒かどうか)は必ず確認

履歴書を確認する際には、まず「学歴」をしっかりチェックすることが大切です。

特に大卒の人材は、日本語力が高く、優秀なケースが多いのは事実です。
しかし、その分 「特定技能から他のビザへ切り替えられる可能性がある」 というリスクも抱えています。

たとえば、現地大学を卒業している優秀な人材が特定技能で入社し、数年後に「技術・人文知識・国際業務(技人国ビザ)」へ切り替えてしまうケースは少なくありません。

実際、特定技能を「ワンクッション」として利用し、他の在留資格へ移行する人材もいるのです。

そのため、大卒の応募者に対しては必ず面接で以下を深掘りしてください。

  • なぜ特定技能を選んだのか?
  • 今後のキャリアプランはどう考えているのか?

こうした質問を通じて、本当に自社で長期的に働く意思があるのかを見極めることが重要です。


2. 業種を変える人材には要注意

  • 異業種からの転職希望者は慎重にチェック

外国人材の中には、異業種からの転職を希望する方もいます。例えば「介護 → 外食業」などのケースです。

外食業は人気の高い業種ですが、以下のようなギャップに直面して短期離職につながることがあります。

  • ピーク時間帯の忙しさへの理解不足
  • 長時間立ちっぱなしでの業務に慣れていない
  • 接客スキルが求められることを想像できていない

このようなギャップを防ぐためには、面接時に「実際の業務内容や負荷」をしっかり伝え、応募者に具体的にイメージさせることが大切です。


3. 家族構成の確認は必須

外国人材を採用する際、家族構成は必ず確認すべき項目です。

理由は以下の通りです。

  • 配偶者が他県で働いている場合、将来的にそちらへ転職する可能性がある
  • 家族の健康状態によって、突然帰国せざるを得ないケースがある
  • 子どもの進学や結婚予定など、ライフイベントが短期退職のきっかけになる

たとえば、夫が東京で働いていて妻が名古屋で就職する場合、数年後に「夫の勤務地に合わせたい」と退職するリスクがあります。

また、ご両親や配偶者に持病がある場合も、急な帰国につながる可能性があります。
そのため、以下を面接で確認しておくと良いでしょう。

  • 配偶者や兄弟姉妹がどこで働いているか
  • 家族の健康状態
  • 結婚予定や将来の生活設計

こうした情報を事前に把握しておくことで、長期雇用の可能性をより正確に判断できます。


4. 面接で具体的に聞くべき質問

  • 現在の仕事や業務内容を細かく確認
  1. 現在の職場での業務内容は?
    • どんな作業を、どのくらいの時間行っているか
    • 勤務時間やシフト体制はどうなっているか
  2. 具体的な作業内容は?
    • 「飲食店で働いている」と言っても、内容は大きく異なります。
    • 介護施設の厨房では「盛り付けのみ」という場合も多く、日本の飲食店で必要とされる調理経験とは別物です。

外国人材は往々にして「できます」と答えてしまう傾向があります。
そのため、「どの作業を、どれくらいの期間やっていたか」 を細かく確認し、実際のスキルを見極めることが重要です。


5. 転職回数にも注目

  • 短期離職を繰り返していないか?

履歴書を見れば、転職回数や勤続年数は一目でわかります。

  • 短期間で転職を繰り返している
  • 在職期間が極端に短い
  • スキルが定着していない

こうしたケースでは、採用後も同じように短期退職してしまう可能性が高いため、特に注意すべきです。必ず転職理由を確認するようにしてください。

まとめ

外国人材を長期的に雇用するためには、面接での見極めが非常に重要です。

特定技能の外国人材面接時に確認すべきチェックリスト

  • 履歴書の学歴(大卒なら「なぜ特定技能を選んだのか」を深掘り)
  • 異業種からの転職ではないかを確認
  • 家族構成(配偶者・兄弟姉妹・家族の健康状態まで)
  • 現職での業務内容と勤務時間
  • 具体的な業務経験の内容と期間
  • 転職回数や理由

これらを丁寧に確認することで、採用後のミスマッチを防ぎ、長期的な雇用につなげることができます。

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